メルカリのリサーチについて
メルカリで仕入れやすいカテゴリ
メルカリには膨大な数の商品が出品されています

そのすべてをリサーチしていったらキリがありません
メルカリには、仕入れやすいカテゴリがいくつかあります
・家電、カメラ、PC系商品
・コスメ、ビューティー用品 ・おもちゃ、フィギュアなどのホビー系商品
・CD、DVD、GAME
仕入れやすいカテゴリの中でも、様々な商品があったりします
こちらの教材では出品数も多くリサーチもしやすい”家電・スマホ・カメラ系”を中心に見ていきます
家電・スマホ・カメラ仕入れやすい商品
生活家電(炊飯器・ポット・レンジなど調理家電)
掃除機(サイクロン型・紙パック型・ハンディタイプ・ロボット掃除機)
美容家電(ドライヤー・スチーマー・ヘアアイロン)
パソコン周辺機器(プリンター・ディスプレイ・マウス・キーボード)
季節家電(扇風機・除湿器・加湿器・ファンヒーター)
メディア系(DVDプレイヤー・コンポ・テレビ)
メーカーではPanasonic、SONYなどの総合家電メーカーから
BUFFALO、ELECOMなどのOAメーカー
DYSON、BRAUN、Philipsなどの海外有名メーカーなど
ざっとあげただけでもかなりの数になります
何より家電ジャンルのいいところは型番がある事で商品の検索が簡単なところです
その他仕入れやすい商品・ジャンル
コスメ、ビューティー系では
カネボウ、トワニー、ちふれ、資生堂などの国内メーカーから
CHANELやイヴ・サンローランなどの海外メーカーなどが有名です
また、キャラクターなどとのコラボ商品も利益が出やすい商品が多いです

おもちゃ・ホビー系では
『手に入れにくい商品』が仕入れ対象になりやすい傾向があります
コンビニなどで販売されている『一番くじ』の特賞・ラストワン賞や
限定発売されて再販がされていない受注生産などのフィギュア・プラモデルなどが
仕入れ対象になりやすいです


書籍では、
専門分野に特化した書籍が仕入れ対象となる場合が多くあります
医学や介護系の書籍
学書的な図鑑
国家資格などの参考書
などの専門的な書籍が仕入れ対象となる傾向があります
稀にコミックの限定版・有名作家の画集なども高利益が取れる物もあります

メルカリのリサーチ方法
メルカリのリサーチ方法は何パターンかあります
簡単にできるキーワード検索や詳細検索など以外の
色々なリサーチ方法をレクチャーしていきます
今回は新着商品リサーチの説明をしていきます
【新着商品リサーチ】
これがメルカリで最も使うリサーチ方法かもしれません
メルカリには1日に数十万単位の商品が出品されています
数秒ごとに更新しても、常に新しい商品がトップに追加されてきます

タイミングを逃してしまうと買えない商品があるかもしれません!
買うタイミングを逃さないように常に最新情報を獲得し続けるにはどうしたら良いでしょうか?
更新ボタンをどんどん押して、新商品を常に表示させていくんです
スマホだと、画面を上から下にスワイプすると更新されます

多くの商品からリサーチし
大きく利益の出る商品を購入するチャンスは
新着でしかほぼ取れません
逆に商品カテゴリを絞りたい場合は
カテゴリだけ選択した検索結果画面で
最新状態に表示し続けてリサーチしていきましょう!
新着リサーチ 条件設定
まず新着リサーチをするにあたっていくつか条件を設定します
これは見なくてもよい商品を減らすためにやります
前述した通り出品数が多い反面
リサーチ対象外となる商品も多いため
無駄なリサーチを如何に減らしていくのかが
メルカリリサーチの肝になります

まず、カテゴリーを選択で対象を絞ります
最初のうちは家電カテゴリーがおススメです
次に、価格帯をしぼりましょう
3000円以下の商品は、薄利になってしまう事が多いので一旦除外しましょう
また、商品の状態は「新品仕入れの場合は「新品未使用、未使用に近い」にチェックを入れて行うと良いです
人によっては、クレームを恐れて、全くの未使用でも中古で出してる方もいます
ここの取りこぼしをなくすためにも「未使用に近い」にも必ずチェックしましょう
この設定で更新をかけて新着リサーチをしていきます
見なくていい商品の除外
先ほど設定した状態でリサーチをかけていきますが
それでもまだ更新商品が多いため
さらにそこから比較的見なくてもいい商品を除外していきます

□で囲んだメーカー画像など商品の実物を写してない商品は除外します
無在庫で販売している人・業者・実際の商品に問題がある場合が多いからです
こういった商品は利益が取れなかったり、トラブルになりやすいので最初は除外していきましょう
また冷蔵庫や洗濯機など超大型の商品も基本的に見なくて大丈夫です
逆に背景が畳など素人感が見える商品は
個人出品者の確率が高くなり利益がとりやすい場合が多いので開いてみましょう
慣れてくればより効率的に仕入れ対象商品をリサーチ出来るようになっていきます
【価格交渉】
メルカリは価格交渉が可能になっています

利益が全く取れない商品でも交渉次第で利益を出すことが出来ます
これがメルカリ仕入れの一番の肝になってきます
しかし、
『この商品、値下げしてくれない?』といきなり言われても
『YES』と素直に返事出来ないのが人間です
出来れば高く売りたい人なら尚の事でしょう
値下げ交渉とは、『人と人の関係』です
言葉使いもそうですが、せめて簡単な挨拶をしてから交渉に入るなど
最低限の礼儀とマナーを持って交渉に挑みましょう

コメント例文
『はじめまして。こちらの商品の購入を検討させて頂いている者です。
初コメントで恐縮なのですが、こちらの商品を○○○○円で購入させていただくことは可能でしょうか?
出来たら専用ページにしていただけますと助かります。不躾なコメントで恐れ入りますが、ご検討よろしくお願いいたします。』
このくらい丁寧でも大丈夫です。
『こんにちは』や、夜なら『夜分遅くすみません』などの
文言を文頭につけて値下げ交渉を開始しましょう
ここで大切なのが出来る限り「専用」をつけてもらうようお願いすることです
「専用」をつけてもらうことで他の人に横取りされにくくなります
ですが交渉が決まったらなるべく早く購入しましょう
それでも横取りする人も一定数います
横取りされた場合は出品者に確認して、横取りをキャンセル可能なら頼みましょう
無理であれば気にせず次に進みましょう
またライバルのセラーさんも多くいます
その中で秀逸な交渉文があれば参考にして自分用にカスタマイズするのも良いですね
交渉はいくつかのポイントを押さえて進めていきましょう
■仕入れたい値段より低い金額から交渉する
『5000円で購入できないでしょうか?』と交渉するのではなく
『4000円で購入できないでしょうか?』と最初に交渉開始して
価格を上げて交渉します
4000円で買えたらラッキーで、5000円でも予定通りです
あまりしつこい値引き交渉は不快に思われるので
安い値段 ⇒ 予定価格の2ステップが無難でしょう
出品者の対応を見ながら無理そうであれば次にいきましょう
交渉は数をこなすことで成果をあげていけます
■理由をつけて交渉する
・友達や家族がこの商品をどうしても欲しがっている
・以前からずっと探していてようやく見つけた
・プレゼント用にどうしても欲しい
・どこも売り切れで来週必要になってしまって・・・などなど
しょうがないから値下げしてあげようかな……
という内容を作って交渉する事もときには有効です
このときも値下げ不可なら潔く引き下がりましょう
■値下げ後に次へ繋げる一文を
値下げ交渉がダメだったとしても、そこで終了ではありません
交渉後にコメントで
『わざわざコメント頂きありがとうございました。
もし今後お値引きなどございましたらぜひコメント頂けますと幸いです。
この度はご丁寧な対応ありがとうございました。』
などのコメントを入れておくと
思わぬところから利益商品が転がり込んでくることもあります
せっかく一度交渉でつながった関係ですから
このような関係を積み上げて資産にしましょう
商品精査
上記でメルカリでのリサーチ方法を説明しました
リサーチが出来て、仕入れられる価格になっても、その商品に欠陥があったらせっかくの苦労が水の泡です
次は「商品の精査」について考えていきましょう。
フリマサイトやオークションサイトでの仕入れは
量販店やECサイトとは違い「一般の方」が出品している商品を仕入れることになります
注意する箇所
一般の方が出品しているため価値観は様々です
新品未使用品の場合でも下記の箇所は十分に注意して精査しましょう
・付属品が欠けている(説明書や、商品のビニール、その他細かいパーツ等)
・通電がされている(Amazonで新品販売の場合、未通電が原則)
・開封梱が汚い(開封自体は問題ありません)
・シュリンク付の商品なのについていない。
・保証書に店舗印が押されている。
といったリスクが考えられます。
他にも商品すり替え
箱と中身が違う
出品者が送料を削るために箱無しで発送してくる等
数え上げたらきりがないのですが
こういったリスクを回避するために
出品の写真が不十分な場合や開封している場合は 必ずコメントで問い合わせてから購入しましょう。
コメント例
「初めましてコメント失礼いたします。購入を検討させていただいております。こちらの商品は新品未開封の状態でしょうか? ご回答いただければ幸いです。よろしくお願い致します。」
「初めましてコメント失礼いたします。購入を検討させていただいております。こちらの商品ですが、通電しておりますでしょうか? ご回答いただければ幸いです。よろしくお願い致します。」
「初めましてコメント失礼いたします。購入を検討させていただいております。こちらの商品の付属品は全てお揃いでしょうか? ご回答いただければ幸いです。よろしくお願い致します。」
上記は一例ですが、このまま使っていただいても、組み合わせて使っていただいても構いません。
スマホには、文章の辞書登録が可能ですので、パターンを作って登録しておくと、効率的に仕入れが進みます。
文言や問い合わせた商品と差異があっても焦らずに
未開封等の文言や、コメントで未使用未開封の現地を取れている、届いた商品が違うなどのトラブルが発生した場合も落ち着いて処理すれば問題はありません
受け取りの評価をする前に
各フリマサイトの運営に問い合わせを行えば、9割の確率で返品が可能ですので、ご安心ください。
1割は、相手が駄々捏ねた場合ですが、よほどの高額商品でない限り、事故にあったと考え次に進みましょう。
そこに時間を割くよりも、次に動いた方が効率的ですし、健康的です。
※ヤフオクのみ、NC,NRの文言がある場合は返品不可の場合が多いので
注意しましょう
型番やJANコードの確認
次にJANコード、型番をコピーしてAmazonアプリで検索をかけてみる。
商品があればその商品がヒットします。
型番検索の場合、似た型番や型落ちなどが出てくる場合があるので要注意。
JANコード検索は確実なのですが、JAN登録していない商品もあるので、ダブルチェックが理想ですね。
販売価格の確認
商品が合致していたら、販売価格を見てみましょう。
見つけた商品より25%くらい高ければ、仕入れ対象商品になってきます(仕入れ8000円、Amazon販売10000円等)
回転数をしっかりとみましょう
一番重要なのは【その商品が本当にその値段で売れるのか】です。 これを商品の【回転】と呼んでいきます。
その商品が現状価格で10万円の価格差があったとしても、全く売れてなければ机上の空論でしかないですよね。
また、少し前に値上げされてから、その価格では1個も売れてなかったら、その商品は仕入れ対象外になってしまいます

「前売れてたなら、もしかしたらメチャクチャ売れるかもしれないじゃん!!」と思うかもしれません。
その考え方は夢があって嫌いじゃないですが、 一攫千金は一旦グッと堪えていきましょう。
脱線しましたが
「その商品がその価格帯で月に何個くらい売れているか」が大事になります
大まかな基準としては、出品者の数<月の販売数です。
出品者が10人の商品で月に3個しか売れていなかったら、自分の商品は3ヶ月売れない可能性が出てきます。
出品者が2人の商品で月に5個売れていれば、1ヶ月で売り切れることになりますね。
上記のグラフのようにランキンググラフの変動が激しい商品は十分に回転している商品という事になります
こちらは次回以降また詳しくご紹介しますね
回転しない商品を何個も在庫として抱えてしまうと、キャッシュが回らなくなり、色々な支払いが滞ってしまいます。
なので、商品の回転数は一番大事な要素になっていきます。
まとめると 商品精査は
商品の状態確認
商品の型番確認、JANコードの確認(アマゾンにその商品があるかどうか)
販売価格
商品の回転数
をきちんと確認していきましょう。
