仕入れの考え
できるだけ安く仕入れる事を考えよう!
せどりとは
「仕入れたらひたすら高い値段で売る」
というイメージがありますが、
ここで行っている手法は少し違います。
Amazonを販売媒体として事業をする場合、
「徹底的に安く仕入れて、適切な価格で販売する」
これを意識してほしいと思います。
Amazonは売れる相場価格がはっきりしています。
まずは仕入れ商品を見つける。
次にDELTAなどで分析をしていくらで販売することが適切なのか?
(いくらなら売れるのか?)
そしていくらなら仕入れてOKか?を考えます。
物販の原理原則は
利益=売上-コスト
これは変わりません。
では、実際にフリマせどりでの必要コストを理解しましょう。
仕入れの際、考えるべきコストは主に2種類です。
・商品代金
・自宅までの送料
これらのコストの中で抑えることができるものはどちらでしょう?
答えはどちらもです!
商品代金
→交渉をしましょう。
今多くのユーザーが利用しているフリマサイト(メルカリ・ラクマ・paypayフリマ)では
日常的に価格交渉が行われていますので、積極的に取り組みましょう。

例)
・当方住所は東京ですが、送料込み〇〇円で即決できませんでしょうか?
・はじめまして。こちらの商品ですが複数個在庫はございませんでしょうか?
など
特に縦積み仕入れをするためには、複数個在庫が無いか質問するのは有効です。
自宅までの送料
→こちらも、かなり下げることはできます。
特に有効なノウハウは、同梱できる商品が他に無いかということです。
・複数在庫
・別の類似商品

単純に一つの仕入れの場合、送料は1000円だとします。
もし落札した出品者が在庫、または他の転売できる商品を2、3個も出品していた場合、
同じ箱に一緒に入れて送ってもらう事で送料を安くしてもらう事が可能です。
そうすると1000円のコストが500円、340円と安くなっていきます。
小さなコストでも、
下げていけば利益率が上がっていくので、この同梱仕入れは特に有効です!
メルカリの場合はほとんどの商品が送料込みで出品されているので、仕入れ値計算が可能です。
更に、商品代金の値引き交渉が暗黙の了解となっておりますので、
ガンガン交渉を入れて自分で利益を作り出しましょう。
仕入れ値の計算方法
基本的に、利益の計算は以下の通りです。
利益=「Amazon販売価格」ー「Amazon販売手数料+FBA発送手数料」ー「仕入れ価格」
「Amazon販売手数料」は商品カテゴリーによって変わってきますので
一概に〇%とは言えませんが、ほとんどが10-15%程です。
「FBA発送手数料」は大きければ大きいほど手数料が高くなります。
約350円~1,200円くらいです。
最初はFBA料金シミュレーターで手数料を確認しながら仕入れ値を計算しましょう。
※FBA料金シミュレーターとは
→Amazonの販売手数料を計算してくれるサイトです。
▼FBA料金シミュレーター▼
パターンとして
・自己発送の場合
・FBA発送の場合
この2種類がありますが、ほとんどをFBA発送で実践してもらうので
右側の商品代金に入力して計算してください。
慣れてくれば電卓を叩いて計算できるようになります。
電卓の場合は、
仕入れ値=Amazon販売価格×0.7(手数料+利益率20%)-500円(FBA発送手数料の平均)
で計算すれば利益率20%の仕入れをできます。
狙うべき利益率
電脳せどりで初心者が狙うべき利益率について説明していきます。
一般的な平均利益率は15~20%と言われています。
ですが、ここで意識して欲しい事は、
最初から高利益率で商品を狙わないという事です。
まずは利益率が低くても1,000円、2,000円と利益が取れるのであれば仕入れに挑戦してみましょう。
そして「Amazonは売れるんだ」という感覚を掴む事を意識して欲しい思います。
高利益の商品を取るには経験値も重要になってきます。
モチベーション維持の為にも最初は、
利益率10~15%を狙って下さい。
もっと言えば赤字かトントンでもいいぐらいです。
これで実践を行なう内に30%~70%の高利益率の商品が取れてきます。
返品を恐れない
個人の方から仕入れる国内転売。
気をつけてほしい事が
・商品の状態
・欠品の有無
・微妙な商品説明
この3点に気をつけてください。
たとえば新品だけれど、外箱に汚れがあるもの。
新品だけど外箱がないもの。
特に商品説明に
「商品は画像にのっているものが全てです」
と書いてある商品は、注意して確認してください。
商品の付属品を調べたい場合は、
Googleで「商品名 付属品」と検索すればでてきます。
少しくらいの傷や開封のみならば、
状態によっては「新品」で出品できるものも
たくさんありますので問題ありませんが
外箱がないものや、コード類がばらけているものは「新品」では出品ができません。
もし気になった商品がある場合は、
質問欄で出品者に確認するのも一つの方法です。
しかし、これらの注意点を過度に気にしてしまうと、
なかなか仕入れに踏み出せないという現象が来てしまいます。
まずわかってほしい事が、
「小売業は返品やクレームは必ずある」ということです。
これはどんな物販をしても必ず発生してしまいます。
なので、返品を恐れて仕入れに躊躇せずにどんどん挑戦しましょう。
もちろん返品が来てしまった場合は、
再度フリマアプリで販売すれば
ある程度の現金は回収できるので大丈夫です!
商品自体に価値がある
これが物販のいい所です。
しっかりと説明文と画像で判断すれば、
状態の悪い商品を仕入れてしまうリスクは軽減できますので
初めの方は、特に注意してご確認ください。
